前ページにて、簡単にオパエウラをオパエ=えび、ウラ=赤いorロブスターと訳しましたが、Fuku-Bonsaiのデヴィッド・フクモト氏にオパエカオレの意味も含めて質問してみました。

Q: ハワイ語で「オパエ」はエビ、「ウラ」は赤い、またロブスターという意味で良いでしょうか?
多くの人がopae-ulaを単に赤いエビという意味で使っているのを私自身よく聞きます。でも、ちょっとこれは複雑な問題を含んでいます。opae-ula自体の事と、opae-ulaではない赤いエビとを混同してこの言葉を使っている人がいるからです。
実際、opaeというのは一般的に小さいエビの意味です。そして、またspiny lobsterの事を単にulaとも呼びます。
ハワイ語でopae-ulaと言うと「赤いエビ」の事ではありますが、プレデターであるmetabateus shrimpまでも含んだ言葉になってしまいます。しかし、そのプレデターシュリンプは実際にはopae-ulaではありません。
opae-ulaと呼べるのはあくまでもhalocaridina rubraの事であり、正確に、科学的に言えば、「ハワイアン・レッド・アンキアリン・ポンド・シュリンプ」もしくは「ロブスターに似た小エビ」です。

Q: アンキアリン・ポンドでオパエ・カオレという黒いエビを見た方のお話を聞きました。このカオレというのはどういう意味でしょうか?
オパエカオレはspineless shrimpとかmountain shrimpと呼ばれるエビの事です。しかし、これは川(淡水)に住むエビであって、今までアンキアリン・ポンドでは発見された事がありません。今日まで、アンキアリン・ポンドでは12種類のエビが発見されましたが、滝登りをするmountain shrimpはその中に入っていません。
アンキアリン・ポンドで発見された何種かのエビはとても珍しく、一箇所のため池でのみ発見という事もあった。まだまだ識別されてないエビもいるようなので、その数は今後も増えるでしょう。


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